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生活習慣病の予防には筋トレも大事!

現代社会では、食生活の乱れや運動不足が原因で生活習慣病が増加しています。生活習慣病の対策には有酸素運動が効果的であることは知られていますが、筋力トレーニングも重要なことをご存じでしょうか?この記事では、筋力トレーニングがもたらす健康効果について解説します。

筋力トレーニングが生活習慣病の対策に効果的な理由

▶ 基礎代謝の向上で太りにくい体に!
筋肉量が増えると基礎代謝(何もしなくても生きていくために消費されるエネルギー)が上がり、脂肪が燃焼されやすくなります。肥満は生活習慣病の大きな原因となるので、太りにくい体を作ることは非常に重要です。

▶ 血糖値の改善で糖尿病を予防・改善!
筋肉量の増加や基礎代謝の向上は、血糖値を下げることにつながります。筋力トレーニングをするとインスリンの働きが向上し、血糖値が安定しやすくなります。また、筋肉はブドウ糖をグルコースとして筋肉内に貯蔵する働きをもつので、血液中の余分な糖を減らします。

▶ 血圧の低下で高血圧を予防・改善!
筋力トレーニングによって血流が良くなり、 血管がしなやかになることで血圧の低下につながります。ただし、息をこらえて必死に高負荷を扱うトレーニングでは、逆に血圧をあげてしまう恐れがあります。血圧の低下を目的とする場合は軽めの負荷で回数を多く、呼吸を止めないようにトレーニングしていきます。

▶ コレステロールのコントロールで脂質異常症を予防・改善!
筋力トレーニングを行うと、善玉(HDL)コレステロールの増加や悪玉(LDL)コレステロール・中性脂肪の減少に効果があるとされます。運動だけでは悪玉(LDL)コレステロールの減少に大きな期待はできないようですが、食生活を中心に生活習慣の改善と合わせることでコレステロールのコントロールを良好にできます。

▶ 身体を元気に維持してロコモティブシンドロームを予防・改善!
筋肉量が増加することで、筋・骨格・神経系など運動器の衰えを予防することができます。また、身体能力を向上させて良い姿勢の保持や転倒予防につながります。特にスクワットのような下半身の種目では、姿勢を保持するための体幹から下半身の大きな筋肉をたくさん使い、バランス能力なども含めて全身を効率よくトレーニングすることができます。

生活習慣病の対策に必要な筋力トレーニング

生活習慣病の対策として筋力トレーニングを行う場合は、全身の筋肉をバランスよく鍛えること、特に下半身の筋肉を鍛えてあげることが重要です。ベンチプレスで重いバーベルを扱いたい、二の腕だけ引き締めたい、お腹をシックスパックにしたいなど、上半身を中心に特定の部位ばかりを鍛えるようなトレーニングは、生活習慣病の対策や健康づくりのトレーニングとして効果的とは言えません。

  • 下半身を中心に全身をバランスよく鍛えること
  • 無理のない強度で継続すること
  • 正しいフォームを意識すること
  • 有酸素運動も併用すること

まとめ

生活習慣病の予防や改善には 、筋力トレーニング・有酸素運動・バランスの取れた食事が大切です。メディカルパーソナルジムシープスでは、運動経験がない方やトレーニング初心者の方にも、安全で効果的な筋力トレーニングができるようにサポートいたします。健康のために無理なく楽しく運動習慣を身につけていきましょう!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。

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