コラム
ストレートネックの改善は姿勢から!
スマホ首とも呼ばれるストレートネックは、放置すると慢性的な肩こり、頭痛、背中の痛みなどを引き起こす原因となるため、早期の管理が非常に重要です。この記事では、ストレートネックの基本から、予防や改善に役立つ運動の効果について詳しく解説します。
ストレートネックとは
ストレートネックとは、本来あるべき首の自然なカーブが失われ、首がまっすぐな状態になっている症状を指します。通常、首は前方に軽いカーブがあることで頭の重さを支えて負担を軽減していますが、このカーブが消失して顔が前に出たような状態となり、首や肩に過度な負担がかかります。
ストレートネックは、スマートフォンやパソコンの使いすぎによる長時間の姿勢不良、過度なストレスなどが原因で進行します。放置すると慢性的な肩こりや頭痛につながり、さらには椎間板の問題や神経障害を引き起こすことがあります。

主な症状
初期の段階では自覚症状が少ないこともありますが、次のような症状が現れた出た場合は早めに対処することが大切です。
- 首や肩のこり、痛み
- 頭痛、特に後頭部の痛み
- 首を動かすと痛みを感じる
- 手や腕にしびれを感じる
- 疲れやすい、目の疲れがとれにくい
主な原因
ストレートネックの原因には、生活習慣、姿勢不良、筋力の不足などが影響しています。
▶ 姿勢不良
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって背中が丸まった姿勢が続くと、首のカーブが失われてストレートネックを引き起こします。
▶ 筋力不足
首周りの筋肉や背中の筋肉が弱いと首のカーブを支える力が不足し、自然なカーブを保つことが難しくなります。
▶ 過度のストレス
精神的なストレスが溜まると、無意識に肩や首に力を入れることが多くなり、筋肉が緊張してストレートネックが悪化することがあります。
▶ 加齢
年齢とともに筋力が衰えたり、椎間板が硬くなったりすることで、首のカーブが失われやすくなることもあります。
運動の作用と効果
ストレートネックの予防と改善には、適切な運動とストレッチが非常に効果的です。首、肩、背中の筋力と柔軟性を高めることで、首のカーブを取り戻すことができます。
▶ 首・背中の筋力強化
首周りや背中の筋肉を鍛えることで、首の自然なカーブを支える力が強化されます。特に、首の後ろや肩甲骨周りの筋肉を意識的に鍛えることが重要です。
▶ ストレッチ
首、肩、背中の筋肉を柔軟に保つことで筋肉の緊張を和らげ、ストレートネックの症状を軽減することができます。特に、肩甲骨周りのストレッチや首をゆっくり回す動作が効果的です。
▶ 姿勢改善
良い姿勢を意識することで、ストレートネックを予防することができます。正しい座り方や立ち方、パソコン作業中の画面の高さなどを調整することが大切です。
まとめ
ストレートネックは放置すると首や肩に慢性的な痛みを引き起こし、生活の質を低下させる原因となります。しかし、適切な運動とストレッチを取り入れることで、症状を予防・改善することができます。
メディカルパーソナルジムシープスでは、日常の生活習慣や仕事の状況なども確認しながら、影響している姿勢の問題点を洗い出し、痛みや違和感のある部位に対して根本から改善するためのトレーニングをサポートしています。
身体に負担の少ない姿勢や生活習慣を知り、正しい運動習慣を身につけることで、スマホ首・ストレートネックの予防や改善に取り組んでいきましょう!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。