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コラム

足腰の不調を防ぐ!脊柱管狭窄症の基本知識

歩くと脚や腰がしびれたり痛くなる、このような症状に心当たりがある場合は脊柱管狭窄症が関係しているかもしれません。放置すると日常生活に支障をきたして症状が悪化する可能性がありますが、適切な運動は症状の改善に重要な役割を果たします。この記事では、脊柱管狭窄症の基本と運動効果について詳しく解説します。

脊柱管狭窄症とは

脊柱管とは、背骨の中を神経が通るトンネルのことをいいます。加齢や姿勢などが原因で背骨が変形してトンネルが狭くなると、神経が圧迫させることで痛みや痺れが起こります。これを脊柱管狭窄症といいます。

主な症状

脊柱管狭窄症の主な症状は次の通りです。

▸ お尻から足にかけて痛む・しびれる

神経が圧迫されることで、お尻から足にかけて痛みやしびれが生じます。

▸ 立ち上がった時や歩くときに腰が痛む

脊柱管狭窄症では腰に強い痛みはそこまで現れませんが、立ち上がるときや歩行時に痛む場合があります。

▸ 立ち上がった時や歩行時に、痛み・しびれが強くなる

立ち上がるときや歩行時に背筋が伸びると、神経が圧迫されて痛みやしびれが強くなります。

▸ 歩くと痛みが現れるが、少し休憩すると歩けるようになる

歩行時に痛みが強くなって長距離を続けて歩けなくなりますが、前かがみで安静にすると症状が緩和されて再び歩けるようになります。

主な原因

脊柱管狭窄症は、加齢などにより変形した椎間板・骨・靭帯の肥厚などにより脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫されることで起こります。脊柱管狭窄症は加齢の影響が大きいため、高齢の方に多くみられますが、以下のような疾患があると脊柱管狭窄症の発症のリスクは高くなります。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 変形性腰椎症
  • 腰椎分離症
  • 腰椎すべり症

運動作用と効果

脊柱管狭窄症に対する適切な運動療法は、症状の改善に重要な役割を果たします。

▸ 筋力トレーニング

特に体幹部(背中や腹部)の強化は脊椎へのサポートを強化し、適切な姿勢を維持するのに役立ちます。これによって痛みの原因となる圧力が軽減され、症状が緩和されます。

▸ ストレッチ

筋肉の柔軟性を高めて関節の可動域を改善します。特に腰や下肢の筋肉を伸ばすことで、圧迫された神経に対する緊張を和らげて痛みを軽減させます。

▸ 有酸素運動

持久力を高めることができ、体重管理にも効果的です。過体重は脊柱への負担を強めることから体重管理は重要です。また、適度な運動は脊柱管狭窄症の症状を和らげるといわれています。

まとめ

脊柱管狭窄症は、加齢や姿勢習慣によって起こりやすい疾患ですが、正しく理解して適切な運動を取り入れることで症状の緩和は十分に可能です。

メディカルパーソナルジムでは、トレーニングの専門家が脊柱管狭窄症の症状にあわせたトレーニングを提供します。健康な足腰を保ち、快適な生活を送るためのサポートをいたします!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。


星加 義人
(ほしか よしと)

  • 医学博士
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本呼吸器学会 専門医
  • 日本医師会 健康スポーツ医

呼吸器内科の専門医として、順天堂大学医学部附属順天堂医院・呼吸器内科勤務や越谷市立病院・呼吸器科医長などを経て、2016年に草加きたやクリニックを開業。
何でも気軽に相談ができる地域のかかりつけ医として、生活習慣病をはじめとした病気の予防と改善に力を入れている。

草加きたやクリニック


中山 雄大
(なかやま ゆうだい)

  • 全米ストレングス&コンディショニング協会 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
  • 全米ストレングス&コンディショニング協会 パーソナルトレーナー
  • 日本スポーツ協会公認陸上競技コーチⅠ

中学から陸上競技に取り組み、社会人時代に400mハードルで富山県記録を樹立。その後、自身の経験を活かして富山県総合体育センターでジュニアアスリートのトレーニング指導に従事。
現在は、幅広い層の方々の健康体力の維持・向上に貢献し、健康的な生活を実現できるように専門性を活かしたサポートを行っている。


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