コラム
手指のこわばりに要注意!関節リウマチの基礎知識
朝起きたときに手指がこわばる、関節が腫れて痛む、そのような症状が続いていませんか?それは、関節リウマチのサインかもしれません。この記事では、関節リウマチの基本と運動効果について、詳しく解説します。
関節リウマチとは
関節リウマチとは、関節の中にある滑膜という組織が異常に増加することで炎症が続く病気です。症状が進行すると関節が損傷し、手足が動かしにくくなるなどの不自由が生じます。また、関節の痛みだけではなく、貧血、微熱、体のだるさといった全身の症状が現れることがあります。

主な症状
関節リウマチは、両方の手や足の指の関節が対照的に腫れて、特に朝にこわばるようになる特徴があります。また、人によっては膝関節や股関節など大きな関節にも症状が広まり、動きにくさや痛みが出ることで日常生活に支障をきたすことがあります。
どの年代でも発症する可能性がありますが、特に30~40代の女性に多く発症します。症状の重さは個人差が大きく、人によって様々です。
主な原因
関節リウマチは、遺伝的な要因や細菌・ウイルスの感染などが関わっていると考えられていますが、はっきりとした原因がよくわかっていない病気です。この病気は、本来は体を守るはずの免疫に異常が起きることではじまります。
まず、関節の毛細血管が増えて白血球が集まり、関節を包む滑膜に炎症が起きます。その結果、滑膜の細胞がどんどん増殖して痛みや腫れを引き起こします。また、症状の進行具合によって、軟骨・骨の損傷へとつながっていく可能性があります。
運動作用と効果
関節リウマチの患者の人にとって、症状が安定している場合は適切な運動をすることは基本的に良いことです。運動によって関節の柔軟性を保ち、筋力を維持・向上させることで関節のこわばりや負担を軽減させることが期待できます。
また、運動によって体重も管理しやすくなることも関節にかかる負担の軽減につながります。さらに、心肺機能を刺激する運動を取り入れることで、より全身の健康維持・向上への効果も期待できます。
まとめ
関節リウマチは、免疫系の異常によって関節に炎症が起こる疾患とされています。症状への不安から、つい体を動かすことを控えてしまいがちですが、安静にするだけでなく適度に体を動かすことも大切です。無理のない範囲で適度な運動を取り入れることが関節の機能を守り、関節リウマチと上手く付き合うポイントになります。
メディカルパーソナルジムシープスでは、医療機関と連携し、トレーニングの専門家が関節リウマチの症状にあわせた運動を提供します。関節を守り、活動的で快適な生活を送りましょう!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。
監修

星加 義人
(ほしか よしと)
- 医学博士
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本呼吸器学会 専門医
- 日本医師会 健康スポーツ医
呼吸器内科の専門医として、順天堂大学医学部附属順天堂医院・呼吸器内科勤務や越谷市立病院・呼吸器科医長などを経て、2016年に草加きたやクリニックを開業。
何でも気軽に相談ができる地域のかかりつけ医として、生活習慣病をはじめとした病気の予防と改善に力を入れている。
筆者

中山 雄大
(なかやま ゆうだい)
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 パーソナルトレーナー
- 日本スポーツ協会公認陸上競技コーチⅠ
中学から陸上競技に取り組み、社会人時代に400mハードルで富山県記録を樹立。その後、自身の経験を活かして富山県総合体育センターでジュニアアスリートのトレーニング指導に従事。
現在は、幅広い層の方々の健康体力の維持・向上に貢献し、健康的な生活を実現できるように専門性を活かしたサポートを行っている。
