コラム
骨密度アップ!骨粗鬆症を予防する運動習慣
骨粗鬆症は、放置すると骨折や骨の変形など重大な問題を引き起こす可能性があり、早期の対策が非常に重要です。この記事では、骨粗鬆症の基本から、予防や改善に役立つ運動の効果について詳しく解説します。
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症は、骨の密度が低下して脆くなる疾患です。特に加齢と共に発症しやすく、女性に多く見られます。骨の強度が低下することで軽い衝撃でも骨折しやすくなり、日常生活に大きな影響を与えることがあります。

主な症状
骨粗鬆症は初期段階では自覚症状がほとんどなく、進行してから骨折が発生することが多いため、自分では気づきにくい疾患です。気づきにくくはありますが、自覚症状としては以下のような症状が現れることがあります。
- 腰痛や背中の痛み
- 身長が縮む
- 骨折しやすくなる(特に手首、腰、背中)
主な原因
骨粗鬆症の原因には様々な要因がありますが、特に生活習慣が大きな影響を与えます。
▶ カルシウム不足
骨の形成に欠かせないカルシウムが不足すると、骨密度が低下します。食事でのカルシウム摂取が不足しがちな場合、サプリメントで補うことが有効です。
▶ 運動不足
骨は運動によって刺激を受けて強くなります。運動不足が続くと骨密度が低下し、骨折しやすくなります。
▶ ホルモンの変化
特に女性は、閉経後に女性ホルモンが減少することで骨密度が低下します。これにより、骨粗鬆症のリスクが高まります。
▶ 喫煙や過度な飲酒
喫煙や過度な飲酒は骨密度を低下させるため、骨粗鬆症を悪化させる原因になります。
運動の作用と効果
骨粗鬆症の予防や改善には、適度な運動が非常に効果的です。
▶ 骨密度の維持・向上
定期的な負荷のかかる運動(ウォーキング、ジョギング、軽い筋力トレーニングなど)は骨に刺激を与え、骨密度の維持や向上を助けます。ストレッチなどの体操ではなく、筋力トレーニングのように負荷をかけることで骨は強くなります。
▶ 筋力の強化
筋力トレーニングは筋肉を強化して骨にかかる負担を分散させるため、骨折のリスクを減少させます。また、バランス能力の向上にも役立つため、転倒予防にもつながります。
▶ 姿勢改善
骨粗鬆症は脊椎の骨折を引き起こすことがありますが、姿勢を改善するエクササイズやストレッチによって脊椎周りの過度な負担を減少させ、脊椎の健康を保つことができます。
筋力トレーニングの中でも、スクワットやデッドリフトのように骨に対して長軸方向(身体の各部位において長い方の軸方向・縦方向)の負荷をかけるエクササイズは骨密度を向上させ、骨粗鬆症の予防や改善に役立ちます。
まとめ
骨粗鬆症は進行すると骨折や痛みを引き起こし、生活の質を大きく低下させる可能性があります。しかし、適切な運動習慣を身につけることで予防や改善が可能です。
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