コラム
心が弱る前に、気分を上げる運動習慣を!
「最近なんとなく気分が重い」「やる気が出ない」、そんな感覚を覚えたことはありませんか?仕事や人間関係のストレスから、心の不調を感じる方が増えています。この記事では、メンタルヘルスの基礎知識から運動効果まで、詳しく解説します。
メンタルヘルスとは
メンタルヘルスとは、体の健康ではなく心の健康状態を意味します。心が軽い、穏やかな気持ち、やる気が湧いてくるような気持ちのときは、心が健康といえるでしょう。しかし、誰でも気持ちが沈んだり、落ち込んだりすることはあります。
このようなストレスを感じることは自然なことですが、それが続いてしまうと心の調子を崩してしまう原因にもなります。さらに、心の不調は周囲の人に気づかれにくく、自分からも伝えづらいため、回復に時間がかかってしまうこともあります。

主なメンタルヘルス不調のサイン
メンタルヘルス不調の初期症状について、主に以下のことが挙げられます。
精神的な症状
気分の落ち込みや悲しみ、不安や心配、イライラや怒りっぽさ、集中力や判断力の低下
身体的な症状
頭痛、倦怠感、胃腸障害
行動に現れる症状
疲れやすい、動くのが億劫になる、外出や人と会うことを避ける、無気力状態
これ以外にも、良くも悪くもストレスの多い職場では、メンタルヘルス不調になるきっかけが多く潜んでいます。見た目・表情や態度の変化、仕事のパフォーマンス低下など、職場におけるメンタルヘルス不調のサインを知ることで、早期発見・治療が可能になります。
主な原因
メンタルヘルス不調の原因は、外因性と内因性に分けられています。
外因性
不調の原因が外部にあるストレス要因のことです。特に、職場要因でのメンタルヘルス不調は、労働者自身で解決できない問題になります。
内因性
内因性は、自身に由来するものを主に指しています。無気力感や不安感などはっきりとした要因を見つけることが難しく、職場要因や私的要因と関連しているパターンもあるため、カウンセラーや医師の介入が必要な場合もあります。
運動効果と作用
運動はメンタルヘルスの改善において、非常に有効なアプローチとされています。有酸素運動や筋力トレーニングを行うと、気分を安定・向上させる神経伝達物質が脳内から分泌されます。
有酸素運動(ランニング、ウォーキングなど)
継続的な運動はセロトニン分泌を促し、不安感の軽減や睡眠の質向上に効果的です。
筋力トレーニング
筋トレはドーパミンの分泌を促し、達成感・自己肯定感を高めます。
ストレッチやヨガ
柔軟性の運動は副交感神経を活性化し、緊張をほぐしてリラックスできます。
まとめ
メンタルヘルスは「心と体の総合的な健康」です。不調のサインを早めに察知し、生活習慣を整えることが大切ですが、その中でも運動は手軽で効果的なセルフケアのひとつです。トレーニングは身体を鍛えるだけではなく、心の余裕と安定をつくり出すことができます。
メディカルパーソナルジムシープスでは、医療機関と連携し、トレーニングの専門家が身体の状態に合わせたトレーニングを提供しています。まずは週1回、体を動かすことを始めてみませんか?皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。
監修

星加 義人
(ほしか よしと)
- 医学博士
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本呼吸器学会 専門医
- 日本医師会 健康スポーツ医
呼吸器内科の専門医として、順天堂大学医学部附属順天堂医院・呼吸器内科勤務や越谷市立病院・呼吸器科医長などを経て、2016年に草加きたやクリニックを開業。
何でも気軽に相談ができる地域のかかりつけ医として、生活習慣病をはじめとした病気の予防と改善に力を入れている。
筆者

中山 雄大
(なかやま ゆうだい)
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 パーソナルトレーナー
- 日本スポーツ協会公認陸上競技コーチⅠ
中学から陸上競技に取り組み、社会人時代に400mハードルで富山県記録を樹立。その後、自身の経験を活かして富山県総合体育センターでジュニアアスリートのトレーニング指導に従事。
現在は、幅広い層の方々の健康体力の維持・向上に貢献し、健康的な生活を実現できるように専門性を活かしたサポートを行っている。
