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テニス肘には正しいリハビリ運動を!

上腕骨外側上顆炎は肘の外側に痛みを引き起こす慢性障害で、放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。この記事では、上腕骨外側上顆炎の基本から予防や改善に役立つ運動の効果について詳しく解説します。

上腕骨外側上顆炎とは

上腕骨外側上顆炎は、肘の外側の腱に炎症を生じて痛みを引き起こす慢性障害で、腕の使いすぎや反復的な動作が原因となります。スポーツではテニスなどのラケットを使う動作が代表的な原因となることからテニス肘とも呼ばれています。日常では長時間のパソコン作業や重い荷物を持つことが原因となります。

上腕骨外側上顆炎の症状としては、肘の外側に鋭い痛みを感じたり、腕を伸ばす動作や重いものを持つ動作で痛みを感じたりすることが一般的です。進行すると日常的な動作にも支障をきたすことがあるで早期の対処が重要です。

主な症状

上腕骨外側上顆炎は、以下のような症状が現れます。痛みの程度は人によって異なりますが、放置すると慢性化して回復までに長期間が必要になることもあります。

  • 肘の外側に鋭い痛みが生じる
  • 腕を伸ばす動作や手首を使う際に痛みを感じる
  • 手を握ったり物を持ったりすると痛む
  • 痛みが強くなると、腕を使う動作が困難になる

主な原因

上腕骨外側上顆炎の原因は、ほとんどが反復的な動作や過度な負荷など腕の使いすぎによるものです。

▶ 反復的な運動や動作
スポーツではテニスなどのラケットスポーツ、日常ではパソコンのマウスを使い続けることなどが、肘の外側の腱に繰り返しの負荷をかけて炎症を引き起こします。

▶ 不適切なフォームや動作
スポーツや作業中の不適切なフォームは、無理な動きや姿勢によって肘の外側に過度な負担をかけ、上腕骨外側上顆炎を引き起こすことがあります。

▶ 加齢や体力の低下
年齢を重ねると腱や筋肉が疲労しやすくなり、柔軟性も低下することで再発や炎症を引き起こしやすくなります。

運動の作用と効果

上腕骨外側上顆炎の予防や改善には、適切な運動が非常に効果的です。正しくリハビリ的な運動をすることで肘関節周りの筋肉を強化し、負担を減らすことができます。

▶ 柔軟性向上
上腕や前腕など肘関節周辺の柔軟性を高めるストレッチを行うことで、肘にかかる負担を減らして痛みを軽減し、回復を早める効果があります。

▶ 筋肉のバランス調整
筋力のアンバランスを改善することで、再発のリスクを減らすことができます。上腕や前腕をはじめ、スポーツや作業中の不適切なフォームの原因となる部分を鍛えることが大切です。

▶ フォームや姿勢の改善
正しいフォームや姿勢でスポーツや作業を行うことで過度な負担を防ぎ、上腕骨外側上顆炎の予防につながります。

▶ 筋肉強化
加齢や体力低下などで少しの負担でも炎症を生じてしまうような場合は、無理のない範囲で前腕の筋力を強化していくことも必要です。

まとめ

上腕骨外側上顆炎は、肘の外側に痛みを引き起こして日常生活に影響を与えることがあります。放置すると症状が悪化するため、早期の対処が必要です。正しくリハビリ的な運動を行うことで、適切な筋力や柔軟性を獲得し、上腕骨外側上顆炎の予防や改善を目指すことができます。

メディカルフィットネスでは、専門的なトレーナーが上腕骨外側上顆炎の予防や改善に役立つ運動指導を提供しています。個々の症状に合わせたトレーニングを通じて、肘の痛みや動きの制限を解消し、快適な生活をサポートします!皆様からの体験のお申込みをお待ちしております。

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