コラム
デスクワーク中に首がズキッ!それ頚椎症かも?
最近、首から肩にかけてのだるさや指先のしびれを感じる、そんな悩みはありませんか?その首の不調、もしかしたら頚椎症かもしれません。現代では、デスクワークやスマートフォンなどの影響により、首に大きな負担をかけている人が多くいます。この記事では、頚椎症の症状や運動効果について詳しく解説します。
頚椎症とは
関節の老化による痛みなどの症状が現れる状態を関節症と呼びます。7つの骨から成る頸椎は、それぞれが関節でつながっており、この頸椎で生じる関節症を頚椎症といいます。
頚椎症は、外的な要因や先天的な異常によるものではなく、加齢による関節の変性や摩耗によって症状が現れる疾患です。神経が圧迫される部位や状態によって、頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症に大きく分けられます。

主な症状
頚椎症の主な症状として、圧迫される神経の部位で2つのタイプに分けられます。
頚椎症性神経根症
- 手や腕のしびれ
- 細かい指先の動きが鈍くなる
- 握力の低下
- 首を反らせると痛みが強くなる
頚椎症性脊髄症
- 手指の細かい作業の困難(ボタンの付け外し、文字を書くなど)
- 両手・両足のしびれ
- 歩行障害(速く歩けない、ふらつくなど)
- 尿が出にくい・尿漏れ・便秘
頚椎症の症状は首だけではなく、肩・肩甲骨・腕・指先などに見られるほか、下半身にも症状が現れる場合があります。
主な原因
頚椎症は、頸椎の椎間板が変性することでさまざまな症状が起きる疾患です。変性を招く要因として最もはっきりしているのが加齢で、これに加えて不良姿勢や重いものを運ぶ作業が多いこともリスク要因として考えられます。
椎間板の変性は20歳くらいから徐々にはじまるとされ、50代以降で発症するケースが多くみられます。しかし、スマートフォンの長時間使用やデスクワーク増加などの影響により、20~30代の若い世代でも頚椎症を発症するケースが増えています。
運動作用と効果
頚椎症の予防やケアには、適切な運動は効果的とされています。頸椎は重い頭を支える大切な部位で、その安定には首や背中の筋肉が大きく関わっています。これらの筋肉が衰えると頭の位置が不安定になり、頸椎にかかる負担が増してしまいます。
ただし、痛みが強い場合やしびれなどの神経症状がある場合は、無理をしないことが大切です。頚椎症に対するトレーニングは症状の改善だけではなく、姿勢の見直しを目的に取り組むことで継続がしやすくなるでしょう。
まとめ
頚椎症は、多くの人が経験する可能性のある疾患ですが、正しくケアをしてあげることが大切です。首への負担を軽くできるように、まずは正しい姿勢を意識して無理のない範囲で運動を取り入れましょう。
メディカルパーソナルジムシープスでは、医療機関と連携し、トレーニングの専門家が頚椎症の症状にあわせた運動を提供します。首の不調を取り除き、快適な毎日を送りましょう!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。
監修

星加 義人
(ほしか よしと)
- 医学博士
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本呼吸器学会 専門医
- 日本医師会 健康スポーツ医
呼吸器内科の専門医として、順天堂大学医学部附属順天堂医院・呼吸器内科勤務や越谷市立病院・呼吸器科医長などを経て、2016年に草加きたやクリニックを開業。
何でも気軽に相談ができる地域のかかりつけ医として、生活習慣病をはじめとした病気の予防と改善に力を入れている。
筆者

中山 雄大
(なかやま ゆうだい)
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 パーソナルトレーナー
- 日本スポーツ協会公認陸上競技コーチⅠ
中学から陸上競技に取り組み、社会人時代に400mハードルで富山県記録を樹立。その後、自身の経験を活かして富山県総合体育センターでジュニアアスリートのトレーニング指導に従事。
現在は、幅広い層の方々の健康体力の維持・向上に貢献し、健康的な生活を実現できるように専門性を活かしたサポートを行っている。
