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コラム

生活習慣から考える、がん予防について

がんは日本人の多くが一生のうちに一度は関わる可能性がある身近な疾患です。早期発見や治療の進歩により、がんと向き合いながら生活を続ける方も増えています。この記事では、がんの基本や運動効果について、詳しく解説します。

がんとは

がんとは、体の細胞が何らかの原因で異常に増殖し、周囲の組織に広がったり、他の臓器へ転移したりする疾患です。通常、細胞は一定の周期で生まれ変わりますが、その仕組みが壊れることでがん細胞が増え続けてしまいます。

がんは発生する臓器や進行度によって性質や治療方法が大きく変わります。以前は不治の病というイメージが強く、特に内臓のがんは診断・治療法が未発達で生存率も低くいものでした。しかし、近年はがん診断と治療技術の発達により、がんは不治の病ではなくなりつつあります。そのため、がんと向き合いながら生き続ける人が増え、そのような人たちは「がんサバイバー」と呼ばれています。

主な症状

多くのがんは初期症状がほとんど現れないことも多く、初期段階で気づきにくいことがひとつの特徴です。ですが、まったく症状がないわけではなく、以下のような症状が見られることがあります。

  • 発熱
  • 体重の変化
  • 便の変化
  • 皮膚の変化
  • 咳が長引く
  • 出血する

これらの症状は風邪や他の疾患でも見られるので、必ずしもがんの原因とは限りません。体調不良を感じる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

主な原因

がんは遺伝子に傷がつくことで発生します。主な原因として以下のような原因が考えられます。

  • 喫煙
  • 不適切な食生活
  • 感染症
  • 環境要因(放射線・大気汚染)
  • 遺伝
  • 加齢

特に喫煙、食事内容の偏り、運動不足、肥満といった生活習慣の乱れが大きく影響し、がんのリスクを高めてしまいます。一方、そのような生活習慣を改善することで、がんのリスクを抑えることができます。

運動作用と効果

がん患者に対する運動効果は、倦怠感など苦痛症状の緩和、身体機能や生活の質の向上などが期待できます。特に、全身の持久力や筋力を向上させる運動が効果的だとされています。治療中や体調に不安がある場合は、専門家に相談のうえで取り組むようにしましょう。

また、運動などで身体活動量が多い人ほど、大腸がんや乳がんといったがん全体の発生リスクを下げることが示されています。このように、運動はがんの治療中だけではなく、予防の観点からも効果があると考えられています。

まとめ

がんは誰にとっても他人事ではない疾患ですが、正しい知識を持って日々の生活習慣を見直すことでリスクを下げることが期待できます。運動は治療の代わりにはなりませんが、心身の健康を保つ大切な要素のひとつです。

メディカルパーソナルジムシープスでは、医療機関と連携し、トレーニングの専門家ががんの症状にあわせた運動を提供します。自分の体調にあった運動を無理なく続け、より良い生活を目指していきましょう!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。


星加 義人
(ほしか よしと)

  • 医学博士
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本呼吸器学会 専門医
  • 日本医師会 健康スポーツ医

呼吸器内科の専門医として、順天堂大学医学部附属順天堂医院・呼吸器内科勤務や越谷市立病院・呼吸器科医長などを経て、2016年に草加きたやクリニックを開業。
何でも気軽に相談ができる地域のかかりつけ医として、生活習慣病をはじめとした病気の予防と改善に力を入れている。

草加きたやクリニック


中山 雄大
(なかやま ゆうだい)

  • 全米ストレングス&コンディショニング協会 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
  • 全米ストレングス&コンディショニング協会 パーソナルトレーナー
  • 日本スポーツ協会公認陸上競技コーチⅠ

中学から陸上競技に取り組み、社会人時代に400mハードルで富山県記録を樹立。その後、自身の経験を活かして富山県総合体育センターでジュニアアスリートのトレーニング指導に従事。
現在は、幅広い層の方々の健康体力の維持・向上に貢献し、健康的な生活を実現できるように専門性を活かしたサポートを行っている。


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