コラム
咳が止まらない原因は?アレルギーと喘息の関係
アレルギーや喘息は、子どもから大人まで幅広い年代に見られる身近な疾患です。症状や重症度は人それぞれ異なりますが、日常生活の質に大きな影響を与えることがあります。この記事では、アレルギーや喘息の基本や運動効果について詳しく解説します。
アレルギー・喘息とは
アレルギーとは、本来は体に害のない物質に対して、免疫が過剰に反応してしまう状態です。一方、喘息は気道が慢性的に炎症を起こし、咳、息苦しさ、呼吸時にゼーゼーやヒューヒューなど笛のような音が繰り返し起こる疾患です。
喘息とアレルギーは密接に関連しており、多くの喘息はアレルギー反応によるものとされています。

主な症状
アレルギーと喘息の主な症状は、以下の通りです。
【アレルギー】
- 皮膚症状:じんましん、赤み、かゆみ、湿疹、皮膚の乾燥
- 呼吸器症状:水っぽい鼻水、くしゃみ、鼻づまり、咳、息苦しさ、喘鳴
- 消化器症状:腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、血便
- 目の症状:かゆみ、涙目、充血
- その他:頭痛、疲労感、顔や手足のむくみ
【喘息】
- 喘鳴:呼吸時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がする。
- 咳:痰を伴わない乾いた咳や激しい咳。夜間や早朝に悪化しやすい。
- 息苦しさ・呼吸困難:階段の昇り降りや運動で息が切れる。ひどいと動けなくなる。
- 胸の症状:胸が締め付けられる、重苦しい、圧迫感
- その他:のどのかゆみや違和感、動悸、背中の張りなど
主な原因
アレルギーの主な原因は、アレルゲンと呼ばれる特定の物質への免疫システムの過剰反応で、遺伝的な要因と環境的な要因が複雑に絡み合っています。一方、喘息も感染症や環境的な要因で発症するとされていますが、アレルギー反応によっても症状を引き起こします。
アレルギーも喘息も複数の要因が絡み合っています。これらの原因によって気道に慢性的な炎症が残り、気道が腫れて狭くなります。さらに、気管支周りの筋収縮で気道がさらに狭くなり、息苦しさが現れます。
運動作用と効果
適切な運動は、アレルギーや喘息を持つ人に多くのメリットがあります。
- 心肺機能の向上により、呼吸が安定する。
- ストレスの軽減により、自律神経のバランスが改善される。
- 体力の向上により、日常生活での疲労度が軽減される。
ただし、激しい運動や寒冷環境下では喘息の発作が誘発することがあるため、無理のないように専門家と相談しながら運動に取り組みましょう。
まとめ
アレルギーと喘息は、正しい知識と日常生活の管理によって症状をコントロールしやすい疾患です。原因を理解し、生活環境を整えて適度な運動を意識しましょう。
メディカルパーソナルジムシープスでは、医療機関と連携し、トレーニングの専門家がアレルギーや喘息の症状にあわせて運動を提供いたします。適切な運動を習慣化し、より快適な生活を送るためにサポートいたします!皆様からの体験のお申し込みをお待ちしております。
監修

星加 義人
(ほしか よしと)
- 医学博士
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本呼吸器学会 専門医
- 日本医師会 健康スポーツ医
呼吸器内科の専門医として、順天堂大学医学部附属順天堂医院・呼吸器内科勤務や越谷市立病院・呼吸器科医長などを経て、2016年に草加きたやクリニックを開業。
何でも気軽に相談ができる地域のかかりつけ医として、生活習慣病をはじめとした病気の予防と改善に力を入れている。
筆者

中山 雄大
(なかやま ゆうだい)
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
- 全米ストレングス&コンディショニング協会 パーソナルトレーナー
- 日本スポーツ協会公認陸上競技コーチⅠ
中学から陸上競技に取り組み、社会人時代に400mハードルで富山県記録を樹立。その後、自身の経験を活かして富山県総合体育センターでジュニアアスリートのトレーニング指導に従事。
現在は、幅広い層の方々の健康体力の維持・向上に貢献し、健康的な生活を実現できるように専門性を活かしたサポートを行っている。