コラム
有酸素運動を続けやすく工夫しよう!
現代社会では、食生活の乱れや運動不足が原因で生活習慣病が増えています。予防や改善には有酸素運動が効果的ですが、わかっていても続けるのが難しいと思われるかもしれません。この記事では生活習慣病と有酸素運動の関係、日常生活で上手に有酸素運動を取り入れるコツを解説します。
生活習慣病とは?
生活習慣病 とは、食事・運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が原因で発症する病気の総称です。代表的なものとして、以下が挙げられます。
- 高血圧 → 動脈硬化のリスク増大
- 糖尿病 → 血糖値のコントロール不良
- 脂質異常症 → 動脈硬化の進行
- 肥満 → 心血管疾患のリスク増加
生活習慣病は動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中など重篤な疾患につながるため、しっかり予防することと早い段階での対策が重要です。
有酸素運動が生活習慣病に効果的な理由
有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、水泳など、長時間継続して行うことができる運動です。運動中に筋肉を収縮させるためのエネルギーをつくるとき、体内の糖や脂肪とともに酸素を使うことから有酸素運動と呼ばれます。有酸素運動には以下のような効果が期待できます。
- 脂肪燃焼 → 内臓脂肪の減少(肥満対策)
- 血糖値の改善 → インスリンの働きを助ける(糖尿病対策)
- 血圧の安定 → 血管をしなやかにする(高血圧対策)
- 善玉コレステロール(HDL)の増加 → 動脈硬化のリスクを抑える
有酸素運動の習慣化
生活習慣病の予防には、1日30分ほどの有酸素運動を週4~5日行うことが理想とされます。健康のためには有酸素運動が重要とはわかっていても、なかなかはじめられなかったり、せっかくはじめてもすぐにやめてしまったり、運動を習慣化することが難しく感じる方も多いでしょう。
まずは時間や強度を気にせず、日常に取り入れやすい方法で無理せず続けられるように工夫をしましょう。仕事で疲れた、面倒くさいという気持ちになりがちですが、適度な有酸素運動はストレス解消や気分転換にも効果があります。はじめる前は面倒でも運動後にはスッキリできます。
生活に取り入れやすい有酸素運動
運動習慣がない場合、まずは簡単なことからでも構わないので身体を動かす意識を持ちましょう。
▶ 普段の通勤や買い物などから積極的に歩く。
▶ できるなら歩幅を大きく、早歩きにする。
▶ エレベーターではなく階段を使う。
▶ ストレッチやヨガなど、興味のあるものからはじめてみる。
▶ 仲間と楽しみながらスポーツをする。
▶ 高齢者や低体力者は、掃除や洗濯などの家事で身体を動かすことを意識する。

まとめ
生活習慣病の予防には有酸素運動が不可欠です。まずは無理なく続けることを心がけましょう。歩くことや階段を利用することなど、日常生活に上手に取り入れる工夫も大切です。運動時間をつくることががどうしても難しい場合は、今よりも毎日プラス10分だけでも活動的に生活することを意識してみてください。
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